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TAMIC 導入事例ダウンロード


運用評価・監査支援ツール TAMIC

運用評価・監査支援ツール TAMIC(タミック)は、日本版SOX法に対応した整備状況の評価及び運用状況の評価と監査支援に特化したアイ・ティ・エル作成のオリジナルツールです。
内部統制報告書制度の目的である信頼性確保のためには、整備状況テスト、運用状況テスト、有効性評価を毎年、運用していくことが、企業には義務付けられており、そのために監査室はじめ、各担当部署などは多大な管理工数を費やしているのが、現状と思われます。しかも、各担当部署では、監査計画に基づいて、事前に内部統制に関する資料準備などもしなければならなく、かなり負担が大きいものになっております。
「TAMIC」ではRCMを取り込んだ後に、整備状況や運用状況のテスト計画からテスト指示、テスト実施管理、サンプリング抽出、運用評価まで行えます。また、不備是正管理、再テストの指示、監査テスト作業の進捗管理からテスト結果一覧表の作成まで内部統制報告書作成支援ができるツールとなっております。「TAMIC」を利用することにより、監査業務の効率化、また、監査業務の見える化が実現可能となります。毎年年の監査データをデータベースに格納できすので、過年度に遡及して調査したいときも安心して監査結果の確認を行うことができます。

文書化(業務フロー、業務記述書、RCM)をExcel、Visio、他社ツール等で作成、運用評価作業をツールに置き換えたいお客様へ

内部統制の文書化(業務フロー、業務記述書、RCM)の3点セットをEXCEL、Visio、他社ツールで作成し、運用評価をEXCELで実施しているが、効率化のため新しいツールに置き換えたい、何か良いツールはないか。とお悩みのお客様へ

弊社では、運用評価・監査支援ツール TAMIC(タミック)で下記のようなご提案も行っております。

 

  • 運用評価の進捗管理を行い、効率化を図りたい
  • 内部統制プロジェクト全体の作業工数を削減したい
  • 不備を早期発見し改めることで、業務の効率性につなげたい
  • CSA(Control Self-Assessment)の仕組み作りの土台を構築したい
  • 内部統制報告書の資料作成を削減したい
  • 監査証跡をデータベースに保存しておきたい

を実現します。

 QPR+TAMIC概要イメージ図

QPR+TAMIC概要イメージ図

TAMIC運用 全体の流れ

TAMIC運用 全体の流れ

画面遷移切替メニュー

画面遷移切替メニュー

RCM取込(取り込み済み画面)

RCM取込(取り込み済み画面)

テスト計画入力画面

テスト計画入力画面

不備是正内容入力(整備)画面と不備一覧表

不備是正内容入力(整備)画面と不備一覧表

 テスト指示(仕様書)入力画面

テスト指示(仕様書)入力画面

運用評価帳票出力イメージ

運用評価帳票出力イメージ

不備是正内容入力(運用)画面

不備是正内容入力(運用)画面

不備一覧表 Excel出力

不備一覧表 Excel出力

 進捗状況管理(リスト)画面

進捗状況管理(リスト)画面

導入実績

三菱瓦斯化学株式会社、株式会社エイチ・アイ・エス、不二ラテックス株式会社他導入企業多数の実績があります。

製品機能概要

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監査支援計画・進捗管理
RCM、組織情報などのデータを取込、監査部門から各現場組織へテスト作業指示ができ、各現場からはテスト結果を報告でき、評価作業の計画管理・作業進捗の管理ができます。作業遅延に対するアラーム表示、メールによる督促機能により効率的な管理機能をご提供します。
テスト・評価の支援機能
監査部門から各拠点・現場にテスト計画、テスト指示書(テスト仕様書)、実施記録、詳細なテスト結果、テスト結果を受けての評価結果、度重なる登録作業をスムーズに行っていただけます。また、ランダムサンプリング機能を使ってのテストの効率化が図れます。テスト評価の実施・記録・評価作業の効率化を支援します。
帳票の出力
運用評価調書やテスト指示書内容とその明細、不備一覧表等の帳票は、蓄積されたデータを基に出力されます。
不備・是正(改善)管理
テストを実施した結果、不備の判定記録、不備一覧表、是正指示書の作成、改善進捗の登録など不備是正についての管理効率化を支援します。
内部統制報告書作成支援
テテスト結果から作成した分析用データを利用し、様々な切り口で照会画面・レポートなどを出力することにより内部統制報告書作成を支援します。
RCM情報からの取込み(文書連携機能)
Excel、VisioやiGrafx、他社文書化ツールで作成したRCM情報をインポートし、内部統制基本情報DBに登録します。内部統制基本情報は各種照会画面により照会できます。QPRJ-SOXからのRCM情報は、自動的にTAMICに取り込むことができます。

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内部統制運用評価・運用評価・監査支援ツールTAMICのメリット
現在、メールまたはEXCELで監査業務を行っているお客様では、メールの指示内容とテスト結果、運用評価などバラバラでサーバに保管し、数年間単位でもフォルダの作成が必要になっているかと思います。
テスト結果の証跡も紙ベースまたは、電子化したもので、別ファイルにして保存しているのが現状だと思います。
これらの監査業務のテスト指示内容からテスト結果、またその証跡データをTAMICで一元管理することができ、翌年も昨年度のデータからテスト指示内容を変更し、同じようにテスト結果 テスト証跡、運用評価、不備一覧表などの報告をデータベースに管理することができますので、監査業務の運用が楽になるとともにデータベースに年度単位の保存ができますので、データが壊れる心配はなく安心した監査業務ができます。

 

サポート切れの内部統制ツールでお困りになっていませんか?

2014年4月9日 (日本時間) をもちまして、Windows XP、Office 2003、Internet Explorer 6 のサポートが終了いたします。
Windows XP、Office 2003の稼働環境で、動作していた内部統制ツールもサポート切れとなって、対応が難しい。
内部統制ツールの次のバージョンのリリースがなくなった。
現行の内部統制ツールで作成した業務フロー、業務記述書、RCMなどの文書化は、どうすればよいか?
もう一度、内部統制文書をEXCEL、WORDで作り直しが必要か?大変だ!どうしよう?

現状の内部統制の文書化をそのまま置き換えられる内部統制ツールはないか?

こんな時、弊社にご相談を!

QPRは、日本国内で100社以上の導入実績があります。海外では、1500社以上の導入実績を誇ります。
データベース型にもなっていますので、作成したものはデータベースに格納できますので、バージョン管理、必要な年度単位のモデルを管理することができます。

内部統制ツールQPRJ-SOXは、業務プロセスの可視化として生まれたツールですので、内部統制で作成する業務プロセスなどは、非常に操作勝手がよく最適なツールといえます。
また、内部統制用にリスク、コントロール、業務記述書も作成することができますので、最終的にEXCELでRCMの出力が可能となっております。

しかも、お客様が他社ツールで作成した文書化の資産も弊社のマイグレーションサービス(弊社側で文書化コンバージョン)をご利用いただければ、内部統制ツールQPRJ-SOXに搭載することも可能でございます。
お客様の文書化の資産をそのまま反映することが可能です。

また、作業篆書、社内規定書などの関連ドキュメント類を各プロセスとURLでリンクを設定することで、簡単に文書連携させることができまので、プロセスと規定書類の一元的な管理が可能です。

内部統制ツールQPRJ-SOXは、Web対応でもありますので、作成した業務プロセス、業務文書などを離れた拠点から確認することも可能です。

内部統制ツールQPRJ-SOXは、本社の他、グループ会社でもご利用できます。

内部統制ツールQPRJ-SOXは、QPR社がソフトウェアのバージョンアップを常に行っており、毎年の保守契約のご更新を頂ければ、常に新しいソフトを供給することが可能です。
今まで、すでにサーバのOSでは、WindowsServer2008 R2、クライアントOS Windows7などにも対応しており,最新のMSOfficeにも対応しております。
データベースもSQLServer2008、Oracle11gにも対応しております。

内部統制ツールQPRJ-SOXは、日本語の他に、英語など多言語にも対応しておりますので、グローバル企業のお客様にもご利用いただけます。

常に最新の稼働環境(インフラ環境)にも対応してきていますので、お客様のインフラ条件が変わっても対応が可能です。

最新のインフラに対応したご安心頂けるシステムとなっております。

お問い合わせは、弊社、クラウド・サービス部まで。

是非、ご一報を!    内部統制ツールQPRJ-SOX

 

財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂について(意見書)(以下、実施基準書という)

実施基準書には、業務プロセスに関わる内部統制の評価の検討として、以下のことが記載されている。

業務プロセスに係る内部統制の評価の検討
監査人は、経営者による業務プロセスに係る内部統制の評価の妥当性について検討する。監査人は、この検討に当たって、経営者による全社的な内部統制の評価の状況を勘案し、業務プロセスを十分に理解した上で、経営者が統制上の要点を適切に選定しているかを評価しなければならない。
監査人は、経営者が評価した個々の統制上の要点について、内部統制の基本的要素が適切に機能しているかを判断するため、実在性、網羅性、権利と義務の帰属、評価の妥当性、期間配分の適切性及び表示の妥当性等の監査要点に適合した監査証拠を入手しなければならない。
なお、業務プロセスにおける内部統制の基本的要素が機能しているかどうかを判断するに当たっては、内部統制の整備及び運用状況(ITへの対応を含む。)についても十分に検討しなければならない。

① 監査人は、評価の妥当性及び監査要点に適合して言うかどうか監査証跡を入手しなければならない。
イ. 業務プロセスに係る内部統制の整備状況の検討
監査人は、評価対象となった業務プロセスに係る内部統制の整備状況を理解しなければならない。そのため、監査人は、経営者の内部統制の整備状況に関する
「Ⅱ 財務報告に係る内部統制の評価及び報告」3.(7)① ハ.ニ.ホ.ヘ.に記載の記録を入手するとともに、評価対象となった業務プロセスについて、例えば、以下の手続を実施する。

a. 入手した内部統制の整備状況に関する記録の閲覧や経営者及び適切な管理者又は担当者に
  対する質問等により、評価対象となった業務プロセスにおいて、取引がどのように開始、
  承認、記録、処理及び報告されるかを含めて、取引の流れを把握する。また、取引の
  発生から集計、記帳といった会計処理の過程を理解する。記録の閲覧や質問等では、
  内部統制の整備状況について理解することが困難である場合には、
  監査人は、必要に応じ、業務プロセスの現場に赴いて観察することにより、
  当該業務プロセスにおいて実施されている手続の適否等を確認する。
b.監査人が内部統制の整備状況に関する理解を確実なものとする上では、
  評価対象となった業務プロセスごとに、代表的な取引を1つあるいは複数選んで、
  取引の開始から取引記録が財務諸表に計上されるまでの流れを
  「Ⅱ 財務報告に係る内部統制の評価及び報告」3.(7)① ハ.ニ.ホ.ヘ.に
  記載の内部統制の記録等により追跡する手続を実施することが有用であることに留意する。
  また、監査人は、内部統制の適切な管理者及び担当者が内部統制の整備に関し、
  必要な権限、能力を有しているかにも留意する。
c.入手した内部統制の整備状況に関する記録の閲覧や経営者及び適切な管理者又は
  担当者に対する質問等により、経営者が財務報告の重要な事項に虚偽記載の
  発生するリスクをどのように識別したのか把握する。
d.入手した内部統制の整備状況に関する記録の閲覧や経営者及び適切な管理者又は
  担当者に対する質問等により、経営者が虚偽記載の発生するリスクを低減するために
  中心的な役割を果たす内部統制(統制上の要点)をどのように識別したのか把握する。
e.監査人は、上記d.の内部統制(統制上の要点)が既定の方針に従って運用された
  場合に、財務報告の重要な事項に虚偽記載が発生するリスクを十分に低減できるものと
  なっているかを検討する。
  その際、実在性、網羅性、権利と義務の帰属、評価の妥当性、期間配分の適切性、
  表示の妥当性といった適切な財務情報を作成するための要件を確保する合理的な保証を
  提供できるものとなっているかにより判断する。
  監査人は、この判断を基に、内部統制の整備状況の有効性に関する経営者の評価の
  妥当性を検証する。

 

② 監査人は、この判断を基に、内部統制の整備状況の有効性に関する経営者の評価の妥当性を検証しなければならない。

当社の整備状況・運用状況評価支援ツール(TAMIC)では、予め整備状況のテストスケジュールを立て、テスト部門へ整備状況のテストし指示を行い、テストの証跡にも基づき、整備状況の評価が可能な運用評価支援ツールです。

業務プロセスに係る内部統制の運用状況の検討

監査人は、評価対象となった業務プロセスについて、内部統制が設計どおりに適切に運用されているかどうか及び統制を実施する担当者や責任者が当該統制を有効に実施するのに必要な権限と能力等を有しているかどうかを把握し、内部統制の運用状況の有効性に関する経営者の評価の妥当性を検討する。

  1. 運用状況の検討の内容及び実施方法

監査人は、評価対象となった業務プロセスに係る内部統制の運用状況を理解しなければならない。そのため、監査人は、経営者の内部統制の運用状況に関する「Ⅱ 財務報告に係る内部統制の評価及び報告」3.(7)に記載の内部統制の記録を入手し、関連文書の閲覧、適切な管理者又は担当者に対する質問等により、内部統制の実施状況(自己点検の状況を含む。)を検証する。

また、記録の閲覧や質問等では検証が困難な場合には、業務の観察や、必要に応じて適切な管理者又は担当者に再度手続を実施させることによって検証する。

以上の手続については、基本的に、監査人自ら選択したサンプルを用いた試査により適切な証拠を入手する方法で行われる(例えば、日常反復継続する取引について、統計上の二項分布を前提とすると、90%の信頼度を得るには、評価対象となる統制上の要点ごとに少なくとも25 件のサンプルが必要になる。)。その際、例えば、反復継続的に発生する定型的な取引について、経営者が無作為にサンプルを抽出しているような場合には、監査人自らが同じ方法で別のサンプルを選択することは効率的でないため、統制上の要点として選定した内部統制ごとに、経営者が抽出したサンプルの妥当性の検討を行った上で、監査人自らが改めて当該サンプルをサンプルの全部又は一部として選択することができる。当該サンプルについて、経営者が行った評価結果についても、評価方法等の妥当性を検証し、経営者による作業結果の一部について検証した上で、経営者の評価に対する監査証拠として利用することができる。
なお、前年度において、内部統制の評価結果が有効であった業務プロセスに係る内部統制の運用状況の評価に当たっては、当該業務プロセスに係る内部統制の整備状況に重要な変更がないなど新たに確認すべき事項がない場合、経営者が評価において選択したサンプル及びその評価結果を利用するなど効率的な手続の実施に留意する。
また、事業規模が小規模で、比較的簡素な構造を有している組織等においては、経営者が直接行った日常的モニタリングの結果や監査役が直接行った内部統制の検証結果(例えば、棚卸の立会などの往査の結果をまとめた報告書等)を内部統制の実施状況の検証として利用するなど、効率的な運用状況の検討が可能な場合があることに留意する。

③ 監査人は、内部統制の運用状況を理解しなければならない。そのため、監査人自ら選択したサンプルを用いた試査により適切な証拠を入手する方法で行う必要がある。

等が注意点として挙げられます。

当社の整備状況・運用状況支援ツール(TAMIC)では、運用状況を予めスケジュールを立てることができ、テスト部門へランダムサンプリングした内容をテスト指示することができ、テスト部門の証跡に基づいて、運用評価ができる仕組みとなっております。サンプリングについては、システムからのデータ(CSVデータ)をTAMICでサンプリングすることも可能です。
また、TAMICはテスト結果に至るまでの運用評価テスト調書、運用評価調書、テスト結果一覧などの一連の帳票を出力することもできます。TAMICをご利用いただければ、監査法人への提出書類作成の手間を省くことができます。
最近では、新型コロナウィルスの関係で、往査に行くことが難しい局面もありますので、TAMICで予めテスト計画を立て、テスト部門への指示と証跡を社内のネットワークを経由してTAMICに保存することができますので、リモートで監査することも可能です。

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