大手アパレル業A社様

導入事例1 -BzPLAN WE-
急拡大する組織構造に伴い、情報の一元管理と柔軟性のある管理システムの早期構築を実現

ご紹介させていただくA社は、海外を含め全国各地に1000店舗以上を展開する子供服を主体としたアパレル企業です。ITLでは、管理会計システムとしてBzPLAN WE、情報分析システムとしてBzWebFriendをご提案させていただきました。

<システム化の背景と課題>

大手アパレルA社は、創業から10数年という短期間に事業構造や組織構造が急拡大したことに伴い現場最適化を中心とした現行システムでは、管理業務の拡散などの問題がありました。情報の共有によsる有効活用や分析・アクションの早期化が課題となっていました。

A社における現行の管理会計の仕組みには、ExcelやAccessを使用していたため、情報の収配処理に時間がかかり肝心の分析業務や経営判断の為の資料作成に遅延が発生するなど経営情報の管理に多大な人的・時間的コストが発生していました。
システム化にあたり、レガシーシステムとの連携やリアルタイムな情報収集及び、社員全員が使用できる親和性の高いユーザーインターフェースを持つシステムが要求されました。

<具体的なシステム化>

システムレイアウトイメージ図

当社ではお客様から相談を受け、約2週間程度のお時間をいただき、レガシーシステムのデータ遷移や業務の流れを取り纏め、管理会計システムとしてBzPLAN WEと情報分析の為のBzWebFriendをご提案させていただきました。

BzPLAN WEでは、現行基幹システムのSuperStream(制度会計)や営業・販売システムとの実績データ収集のインターフェースを構築し、定型業務としての 予算編成業務と予実管理を行い、BzWebFriendでは現場主導の多次元分析を可能にする為、各種レガシーシステムとのI/F及び、一部の管理業務表 やポータル機能を構築し、お客様ご自身でシステム構築ができるようになる為の教育を行いました。

<システム概要>

会社概要 日本及び海外に、オリジナルブランドの子供服・婦人服及び関連製品を展開する製造加工販売
主な管理業務 組織別/店舗別/エリア別/販売チャネル別/ブランド別などの切り口で収益分析を行う。
主なアドオン開発 複数体系間連動機能
システム環境 アプリケーションサーバー
OS/Windows2003server , CPU/Xeon3.4 , Mem/4GB , Disk/72GB
データベースサーバー
OS/Windows2003server , CPU/Xeon3.4×2 , Mem/4GB , Disk/144GB

<BzPLAN WE活用のポイント>

アパレル業における管理会計は、多岐に渡る管理セグメント、取り扱いビジネスユニットのサイクルの早さ、管理内容の柔軟な変更が求められます。

導入していただいたBzPLAN WEでは、基本機能となる事業予算策定の他に各種切り口(エリア・販売チャネル・ブランド別)での収益分析を行なう管理体系をさらに3つ作成し、さまざまな切り口で収益分析をおこなえるようカスタマイズさせていただきました。 また、BzWebFriend(BIツール)にて経営者向けの指標モニタリング及び、バイヤー・営業マン向けに販売分析を行なえるようにしました。それにより パワーユーザーは、BzWebFriendを利用し独自の分析資料作成や自由分析を行なっています。

<導入効果>

BzPLAN WEによるWeb化された予算編成業務では、管理業務が画一化され決算の早期化や情報の有効活用により管理業務のコスト削減、現場管理業務の底上げ及び、全社員の収益意識の向上が図られました。
現場レベルでリアルタイムな多次元分析ができるBzWebFriendは、システム構築機能も現場に開放し情報の一元管理されたシステムから独自の自由分析を行う事ができるためお客様に大変喜んでいただけています。

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